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処理水の送水等により水環境を保全し又は回復させた部門

埼玉県

よみがえれ不老川

 不老川は、武蔵野台地のわずかな湧き水を主な水源とする川で、かつて冬期には水枯れをおこし、 流水が年を越さないことから「としとらず川(不老川)」と呼ばれていた。 しかし、大量の生活排水が流れ込むようになり、一時は全国一汚い川といわれる不名誉な事態となった。 そこで、下水処理水を不老川に還元し、 身近な水辺環境の回復をめざした「不老川水質環境保全対策流域下水道事業」を推進している。 現在は、一期計画として、2次処理水を送水しているが、 平成13年度からは高度処理水を送水する予定となっている。

放流口から不老川下流を臨む
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