琵琶湖の総合的な保全のための計画点検調査委員会
設 立 趣 旨

琵琶湖は、日本最大の湖であり、約400万年といわれる世界で第3番目の歴史をもつ古代湖として豊かな生態系を有し、その水は琵琶湖・淀川流域を中心に圏域約1,400万人に利用されており、その目的は、上水、工業用水、農業用水、発電用水など幅広く、流域内にとどまらず近畿圏の社会・経済活動を支える源となっています。

琵琶湖の総合保全については、「健全な琵琶湖の次世代への継承」を基本理念に関係省庁が共同で策定した「琵琶湖の総合的な保全のための計画調査」に基づき、関係省庁、関係自治体等の協力のもと、総合保全のための事業・連携を推進しています。計画期間平成11〜32年のうち、平成11〜22年度を第1期、平成23〜32年度を第2期計画期間とし、水質保全、水源かん養、自然的環境・景観保全等に定められた段階的目標・施策の達成を目指しているところです。

第1期計画期間の終期が迫る中、これまでの取り組みについての総合的な点検及び課題の抽出等を行うにあたり、琵琶湖特有の問題を踏まえた上で、客観的かつ幅広い視点から専門的知識に基づいて、ご教授いただくことが必要となるため、学識経験者等からなる委員会を設置するものです。

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