第4回
関西文化学術研究都市
の明日を考える懇談会 議事要旨
1.開催日時
日時:平成17年2月3日(木)10:00〜12:30
2.出席委員(敬称略)
鈴木胖委員長、井村裕夫顧問、河本哲三、佐藤友美子、辻井昭雄、端信行、
畚野信義、村橋正武、山本裕美、和田元 計10名
3.議事概要
●事務局から、議事1.報告事項(前回議事要旨、公共団体等との意見交換)について報
告
●事務局から、議事2.審議事項について説明
●各委員からの主な意見
1)提言(案)について
・意見募集に際し、提言(案)の「はじめに」で、何が課題で、何を審議し、何を目指そう
としているのか、などを記述すべき。
・学研全体の一体化を促進し、学研都市全体としての総合力を強化することが重要。また、
総合力については、特に学研都市が関西の中核を目指すとしても、まずは学研都市そのものが力をつけていかないとだめ。他が学研都市を中核と思ってくれない
と仕方がない。一体化については3府県の一体化、施設間の一体化、研究と産業の連携、市町村を越え
た学研都市の市民としての一体化の促進が必要。
・2-1、2-2について、2-1はハード中心、2-2はソフト中心になっている。都市運営、都市と里山の関わりといった課題が抜けている。
・これから都市に活力を与えるのはベンチャー企業である。学研都市でベンチャーが育つよ
うに、支援の仕組みを整えることが必要。
・3(2)Aで「大学間のネットワークによる産学官連携の強化」とあるが、大学間だけではなく、大学と研究所、社会
と研究所といった連携が必要。また、リエゾンオフィス機能という表現は、わかりにくい。
・他都市との連携について、北京の中関村だけでなく、上海や西安等も考えたらよい。
・文化の新たな広がりを、産業文化だけでなく、生活文化や市民活動などを記述すべき。
・外国人を含む多様な市民交流から新たな文化が生まれる。
・多様性が重要。創造性を発揮する研究者、大学教授、芸人、アーティストなどに、学研内
に住んでもらうことが重要。
・都市の運営に市民が参画できるようにすべき。
・これからの学研都市の取り組みの方向性について、推進する機関を明確にすべき。
・全体をまとめる「中心的なキャッチフレーズ」が必要。
2)意見募集
について
異議なし
●その他(事務局から)
・今後のスケジュールについては次回詳しく説明する。本日の議論を早急にまとめ、各委員
に確認後、意見募集に用いる提言(案)を作成する。次回(第5回懇談会)では、提言としてとりまとめていただく予定。
(文責 国土交通省都市・地域整備局 速報のため事後修正の可能性あり)
・資料1 「関西文化学術研究都市の明日を考える懇談会」 提言
(案)
・資料2 「関西文化学術研究都市の明日を考える懇談会」 提言(案)の概要