《水環境回復部門 》 |
【北海道 釧路市】 <春採湖を守る下水道>の概要 |
春採湖は「ヒブナ」の生息する湖として昭和12年に国の天然記念物に指定されたが、
昭和40年代からの湖周辺の宅地化により湖の水質が急激に悪化し、 昭和60年代から平成5年まで毎年湖沼水質全国ワースト5に名を連ねる汚れた湖であった。 このような中、昭和57年度にアピール下水道 「春採湖を守る下水道」が採択され下水道の整備が図られた結果、 COD値が平成3年の16mg/lから平成8年には7.7mg/lまで回復するなど当面の目標を達成し、 湖の水環境が大きく改善した。現在、 湖周辺は野鳥を観察しながら自然と親しむ市民や草花を気軽に楽しみながら散策する付近住民などの 憩いの場となっている。 |