《下水道資源利用部門 》 |
【岡山県 笠岡市】 <笠岡市防災対策下水道>の概要 |
笠岡市では、平成6年度の異常渇水時に市街地に隣接して林野火災が発生し、 消火用水の確保に苦労した経験から、雨水管線の滞留水を消火用水として利用できるよう 消防署と調整を図った。その結果、市街地において火災が発生した場合は 現場付近の雨水マンホールから消火用水として滞留水を汲み上げることができるようになった。 その後、平成10年4月に市街地において実際に火災が発生したが、 滞留水を用いた迅速な消火により被害を最小限に止めることができた。 |