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下水道

循環のみち下水道賞(旧いきいき下水道賞)

平成14年度 第11回いきいき下水道賞

 「下水道の日」は、著しく遅れていたわが国の下水道の全国的な普及を図るため「全国下水道促進デー」として昭和36年に始まりました。平成12年には、日本における近代下水道の始まりである旧下水道法が制定されてからちょど100年目を迎えたことから、より親しみのある名称への転換を図ることを目的に、「下水道促進デー」は「下水道の日」と名称が変更されたところです。
 「下水道の日」の9月10日を中心とする約一週間は、下水道の役割や、下水道整備の重要性などについて、国民の理解と関心を一層深めることを目的として、様々な行事、広報活動を行うこととしています。

全国下水道促進デーの頃から通算して42回目を迎える今年は、

「下水道 きれいな水への かえりみち」

を推進標語として、「下水道の日」に関連した行事が全国各地で実施されます。 また、9月5日(木)に実施する 「平成14年度「下水道の日」『いきいき下水道フェスティバル』」では、国土交通大臣賞の表彰を行うとともに、下水道に関するフォーラム等を実施することとしています。


「いきいき下水道賞」受賞団体の決定

 下水道は、生活環境の向上、浸水の防除、公共用水域の水質保全といった重要な役割を担う、 国民の生活に密接に関連した施設でありながら、その施設等の特性上国民の目に触れにくく、 効果・役割が十分理解されていないケースも見受けられます。
 このため国土交通省では、人々に「見える下水道」として特に優れたものを表彰し、 広く紹介することにより、下水道事業者の創意工夫努力の参考に供するとともに、 下水道についての国民の理解と関心を深めることを目的に、 平成4年度より「国土交通大臣賞(いきいき下水道賞)」を実施しています。
 今年度は、「第11回(平成14年度)いきいき下水道賞」として、 以下の通り(:受賞事例をご覧下さい)3部門計10事例を決定しました。
 
《水環境回復創出部門》
 下水道の整備による河川、湖沼、海域、水路、濠等の公共用水域の水質の大幅な改善や、処理水、雨水等の積極的活用により、良好な水環境が回復、創出されたと認められるもの。
都道府県 市町村 受賞団体 事例名
山形県 山形市 同 左 大坊川せせらぎ緑道による新しい水環境の創出
神奈川県 横須賀市 同 左 横須賀市旧岩戸川ホタルの復元
 
《下水道有効利用部門》
 汚泥や下水熱、下水道施設など、下水道の有する資源、施設の積極的な有効利用により、下水道の果たし得る多様な社会的役割の拡大に寄与したと認められるもの。
都道府県 市町村 受賞団体 事例名
京都府 京都市 同 左 「京石」による汚泥有効利用の推進
兵庫県 神戸市 同 左 高度処理水が創造する循環型社会と震災復興のまちづくり
兵庫県 芦屋市 同 左 住民のうるおいの場の創出〜せせらぎの整備〜
 
《下水道普及啓発活動部門》
 下水道の普及啓発活動に積極的で、その活動が事業の推進、普及率や水洗化率の向上等に貢献していると認められるもの。
都道府県 市町村 受賞団体 事例名
栃木県 宇都宮市 宇都宮市立泉が丘中学校生徒会 越戸せせらぎ通り清掃美化活動
埼玉県 さいたま市 財団法人埼玉県下水道公社 下水道に親しむ夕べ「夏休み親子ホタル鑑賞会
東京都     同 左 おもしろくたのしく学べる下水道
東京都    東京都、大田区、リトルターン・プロジェクト NPOと協同したコアジサシ営巣地整備
愛知県 豊橋市 同 左 テキスト「ピカピカの水」で下水道をPR!小学校訪問授業
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