概要
道路線形、地表勾配に沿った管きょの配管をすることにより、管きょを浅層化し、マン ホールを省略するものです。

導入検討の契機となる技術的な背景等
- 曲管等の管きょの曲線施工を可能とする技術の採用実績の増加
- 塩ビ管等の耐摩耗性の高い管材の開発と普及
- 小型TVカメラの開発
- 高圧洗浄の普及
期待される効果
- コスト縮減効果と工期短縮効果
懸念される事項
- 流れへの影響
- 固形物の堆積状況
- 曲線施工区間における維持管理機材の作業性
- 曲線施工区間における管きょ位置を把握するためのマーカーの有効性
- 急勾配管きょでの騒音の発生
検証のポイント
- 建設コストの削減効果と維持管理コストへの影響及び工期の短縮効果
- →従来工法とコスト及び工期を比較する
- 流れへの影響
- →流速変化点における水理状況を確認する
- 固形物の堆積状況
- →緩勾配、急勾配管きょ勾配変化点及び曲線施工区間における堆積固形物状況を確認する
- 維持管理機材の作業性
- →維持管理機材の操作性及び作業効率について確認する
- 管きょ位置特定マーカーの有効性
- →曲線施工区間での位置特定における精度を確認する
- 生活環境への影響
- →急勾配管きょによる騒音への影響の有無を確認する