PT調査の実施状況・結果概要
近年の実施概要
1.検討体制 2.実態調査 3.現況分析 4.予測手法 5.計画提案
■長崎都市圏
 

5.計画提案

(1)計画代替案の設定

【検討ケース(自動車交通)】

予測ケース ケース設定のねらい
既定計画路線
((仮)大村湾横断線を除く)
○交通需要の効率化や適切な自動車利用の誘導
○既存ストックを生かした交通運用の改善
○将来的に適正なバランスが取れるかを検証
長崎市南部の混雑の解消 ○(仮)長崎港縦貫線と国道499号の拡幅案の違いを把握
計画的な都市基盤整備
(大村市北部)
○A案、B案、C案の違いの把握
・A案: 国道34号の4車線化
・B案: (都)久原梶ノ尾線の延伸(国道34号2車線)
・C案: (都)久原梶ノ尾線の延伸(国道34号4車線)

【検討ケース(公共交通)】

提案施策 ケース設定のねらい 強化型T
(実現性の高い施策)
強化型U
(提案した施策すべて)
鉄道 新駅の設置(JR南大村駅)
待避線の設置(長崎〜長与間)
運行サービスの強化(長崎〜長与間)
運行サービスの強化(大村〜諌早間)
運行サービスの強化(長崎本線等)  
交通結節機能の強化(P&R)
路面電車 北部延伸(赤迫以北)
南部延伸(松ヶ枝地区)
JR長崎駅への導入
石橋方面への直行運行、環状運行
センターポール化
運行サービスの強化  
バス P&BR
バス専用レーン、シャトルバス
コミュニティバス、循環バス、ゾーンバス
運行サービスの強化  


(2)評価指標

【評価項目・評価指標】

整備計画テーマ 交通施設 評価の視点 評価指標 評価項目(目標)
地域連携の強化 道路網 時間到達圏域の拡大 走行速度 主要3都市間を概ね30分以内
長崎港、長崎空港まで概ね60分以内
高速道路ICまで概ね30分以内
公共交通 時間到達圏域の拡大 カバー圏域人口 カバー圏域人口の拡大
交通混雑の解消 道路網 適正な需給バランス 断面混雑度
路線別混雑度
都心部混雑度概ね1.5以下
地方部混雑度概ね1.0以下
計画的な都市基盤整備 道路網 都心部への通過交通の抑制
適正な道路網段階構成
通過交通流率
内訳交通量
平均トリップ長
特定リンクODペア
都心部への通過交通が減少しているか
道路網毎に機能分担されているか
トリップ長分布が道路機能に応じているか
適正な機能分担が図られているか
公共交通利用の促進 鉄道 利用者数の増加
自動車交通への転換
駅乗降客数
機関分担構成
各駅の乗降客が伸びているか
特定のゾーン(長崎中心部⇔長与町)の鉄道分担率が上がっているか
路面電車 利用者数の増加
自動車交通への転換
駅乗降客数
機関分担構成
各駅の乗降客が伸びているか
特定のゾーン(長崎中心部⇔滑石)の路面電車分担率が上がっているか
バス 自動車交通への転換 機能分担構成 特定路線(長崎市⇔東長崎等)のバス分担率が上がっているか
中心市街地活性化の支援 道路網
公共交通
都心部の適正な需給バランス 路線別混雑度、通過交通率、内訳交通量 都心部の混雑度が概ね1.5以下
都心部交通の整流化が図られているか
公共交通 公共交通の利便性 公共交通ネットワーク 都心部の公共交通運行サービスが向上しているか

(3)評価結果例

【道路網】

  • 混雑緩和
  • 所要時間圏域の拡大
  • 地域連携の強化(下表)
地域連携の強化(大村湾横断線)
 
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