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福岡市アイランドシティ照葉のまち地区
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当地区は、博多湾の埋立地「アイランドシティ」における初期の住宅開発地である。
「照葉の森公園」をはじめとした豊かな緑と、自然石の石積みと生垣で統一された住宅地、緩やかなカーブを描く歩行者空間、電線類の地中化、石畳みの広場を囲むように配置された戸建住宅など、緑豊かでゆとりと統一感のある街並みを形成している。
地区計画、建築協定、緑地協定を締結し、また福岡市と住民間で公園等の管理について管理協定を締結している。住民主体の組織「照葉のまちづくり協会(TCA)」を設立し、官民共同で街並みや住環境の維持・保全に取り組んでいる。 |
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▲南側より順に緑地、戸建住宅、低層集合住宅、中高層住宅が配置され、美しいスカイラインを形成している。 |
▲区画道路内の緑地帯と宅地内の植栽により緑豊かな沿道景観を形成している。 |
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▲幹線道路には緑豊かな広幅員の歩道が設置され、沿道宅地の緑とあいまって、季節感豊かな歩行空間となっている。 |
▲集合住宅エリアを貫く「照葉の森公園」。境界の柵がないので集合住宅の外構と一体となった景観を形成している。 |
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▲「照葉の森公園」と集合住宅の夕景。官民協議の上、照葉のまちの公共空間には集合住宅の外構と同じ照明器具を使用し一体感を演出。 |
▲「照葉の森公園」は子供たちの環境学習の場としても活用されている。 |
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