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島原武家屋敷街地区(長崎県島原市)
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▲島原城(写真上部)の北西に位置する。歴史的なたたずまいが保全されている。 |
▲町内会が、水路や通りの定期的な清掃、維持管理を行っている。 |
島原城の北西に位置する当地区には、町筋の中央に清水が流れる水路があり、昔飲料水として使用されていた関係で、水奉行の武家屋敷、石垣塀などの歴史的なたたずまいがその周囲に残っている。うち、下の丁の町筋約400m区間については、道路を市道から除外し、一般交通を通さない「武家屋敷街並み保存地区」として設定するとともに、町内会が水路と未舗装の道路の維持管理をこれまで25年にわたり行ってきている。
また、個人所有の武家屋敷を保存するため、島原市はその一部を取得、借地し観光客に開放するとともに、民有の石垣塀、門の修繕に対し助成事業を実施しており、官民一体でまちなみ保存に努めてきている。
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▲水奉行の武家屋敷。昔ながらのわらぶきの屋根を残している。 |
▲昔のままの水路、通りが残る当地区には、多数の観光客が訪れる。 |
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