官庁営繕

BIM導入プロジェクト~静岡地方法務局藤枝出張所~

 中部地方整備局では、住宅地に建設される静岡地方法務局藤枝出張所においてBIMの導入を試行し、その効果等を検証しました。
 
【概要】
所在地  : 静岡県藤枝市
構造規模  : 鉄筋コンクリート造地上3階
延べ面積  : 約3,000㎡
設計期間  : 平成24年1月~24年10月
工事期間  : 平成25年6月~26年3月

BIM活用の効果

基本設計方針の策定段階

  • BIMを用いて近隣住宅への日影やゾーニング計画を検討しました。可視化情報を用いることで、関係者間での意思決定に活用しました。
   
     日影シミュレーション   ゾーニング計画の検討
 
基本設計段階

  • BIMを用いて事務室やエントランスホールへの日照の様子を可視化し、窓の形状やルーバーの形状の決定に活用しました。
   
    事務室内内観と日照シミュレーション   エントランスホールの日照シミュレーション

実施設計段階
 
  • 金属屋根軒先や内外装の木製ルーバーの納まりを検討するにあたって、詳細なBIMモデルを打合せ時に利用することで、関係者間での情報共有に活用しました。
   
    勾配屋根の詳細モデル   木製ルーバーとキャットウォークの詳細モデル
 
施工段階
 
  • BIMにより外部仮設足場を可視化し、作業員への安全教育に活用しました。
  • 床の仕上げを色分けした平面図を作成し、床の仕様に関する資料と併せて作業員に配布することで、施工範囲等の把握に活用しました。
     
    外部仮設足場モデル    

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