官庁営繕

神戸税関 本関

■ 施設概要

 神戸税関 旧本館庁舎は、昭和2年(1927年)に竣工し、長く神戸市民に親しまれてきましたが老朽化に加え、4つの分館が阪神淡路大震災で大きな被害を受けました。この旧本館庁舎を耐震工事を施してそのまま保存再生し、隣接する分館跡地に建設した地上十階、地下一階の新築部分と一体化した整備を行いました。
 神戸市民に愛され、親しまれる「開かれた税関」として旧本館中央部の吹き抜け空間を中庭にして一般に開放し、旧本館の地下部分及び上部構造を補強し、災害時、重要性に見合った耐震性能の確保を行っています。

  • 神戸税関本関

■ 建物データ

 創建当時の名称 : 神戸税関庁舎
       地 : 兵庫県神戸市中央区
      模 : れんが造 地上2階、地下1階
       者 : 大蔵省営繕課
       年 : 昭和2年(1927年)
       法 : 部分保存
       他 : 増改築後 鉄骨鉄筋コンクリート造 地上10階、地下1階、塔屋4階

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