料金所もスイスイ 〜ETC全国展開〜  ドライブをしていてイライラ感のつのる渋滞。特に有料道路の料金所における渋滞は、料金を取られる上に渋滞に会うということで、ドライバーにとってはダブルパンチを食らったような状況となっていました。  このような料金所渋滞の解消を目指して、建設省と日本道路公団など道路関係4公団では、無線通信により料金情報をやりとりすることで料金所をノンストップで通過できるシステム、ETC(ノンストップ自動料金収受システム)の導入に向けて取り組んできました。ETCにより、利便性の向上は言うに及ばず、料金所の管理コストの低減などにもつながります。  平成12年4月より、東関東自動車道など千葉地区を中心とした首都圏の主要な料金所で、モニターを対象とした試行運用をすでに開始しております。平成12年度中には、東名・名神高速道路、東北自動車道、山陽自動車道、九州自動車道、阪神高速道路等にもサービスを拡大し、全国約580ヶ所の料金所で利用できるようになるなど、今後もサービスの拡大に努めて参ります。