3 所管行政等の改善向上を目指した監察  建設省においては、所管行政及び補助事業の改善に資することを目的として所要の監察を実施している。  平成11年度は、定期監察については、建設リサイクルの適正な実施及び土砂災害対策に関する事業の適正な実施を重点に北海道開発局、東北、北陸、近畿、中国及び九州の5地方建設局を、特別監察については、土砂災害対策に関する補助事業の適正な実施を重点に関係地方公共団体を対象に監察を行った。  平成12年度は、「公共事業における説明責任向上に関する取組」を主なテーマとして、全地方建設局、国土地理院、土木研究所、建築研究所及び建設大学校、街路補助事業に関し関係地方公共団体並びに業務の適正な執行に関し地域振興整備公団をそれぞれ対象として監察を行うこととしている。  また、建設省所管行政に係る一般国民からの質疑、相談、苦情等に関しては、円滑な処理を促進するとともに、行政運営の改善に役立たせるために行政相談室を設置し、相談に応じている。