2.『21世紀国土交通のグランドデザイン(案)』の策定
(以下「国土交通グランドデザイン(案)」という。)

(1)国土交通グランドデザイン(案)策定の趣旨

 厳しさを増す経済環境の中で、最大限の効果をもたらすように国土交通行政を展開するためには、早い段階から国民の意見を取り入れつつ施策を実施していくことが重要である。そのためには、国民一人ひとりが生活する地域の整備のあり方等への問題意識を深めることができるよう、将来ビジョンを分かりやすく提示していくことが必要である。
 このため、国土交通省としては、
(i)4省庁の統合のメリットを活かし、創造的で活力のある21世紀の国土の具体的な姿を国民に示す、
(ii)「改革なくして進歩なし」との考え方に立って、より透明で重点的・効率的な所管事業の計画・実施に向けた公共事業の不断の改革に取り組むための国民的な議論をする、
といった観点から、国土交通グランドデザインを策定中である。

 

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