○信濃川中流域では、全国で初めて、水利権の許可期限到来に先立って、夏期の水温上昇の防止、秋期のサケの遡上に配慮した維持流量の増量を行う試験放流を実施している。 ○ダム管理用発電の余剰電力を、維持流量の放流に伴い発生する利水者の減電補償に活用することにより、維持流量の放流を推進する。宮城県白石川の七ケ宿ダムから東北電力に送電し、蔵本発電所から下流の小原温泉郷の放流を拡大する予定。 ○石川県手取川の手取川ダム、宮城県名取川の釜房ダムでは、需要の発生していない既存ダム容量を活用した放流により、下流で著しく流量の減少する区間の環境改善を図る。 |
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