2.鉄軌道交通における安全対策

 鉄道運転事故、死者数、負傷者数は、安全対策を着実に実施してきた結果、長期的に減少傾向が続いている。しかし、運転阻害事故(注) については、長期的に増加傾向を示しており、10年間で約1.5倍となっている。
 また、鉄道事故は、12年3月の営団日比谷線脱線衝突事故のように、いったん事故が発生すると多大な被害が生じるおそれがあり、社会的にも影響の大きなものである。

図表II-6-23 運転阻害件数の推移
図表II-6-23 運転阻害件数の推移





(注)列車の運転を休止し、又は旅客列車にあっては30分以上、旅客列車以外の列車にあっては1時間以上の遅延を生じたものをいう。

 

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