3.鉄道騒音対策  新幹線については、発生源の対策のみでは環境基準の達成は技術的に困難であることから、住宅の集合度合いが高い地域から最大騒音レベル75dB以下とする音源対策等が求められている。具体的には、防音壁の嵩上げ、レールの削正による走行騒音の低減といった発生源対策や病院・住宅の防音工事といった周辺対策が進められている。  また、在来線については、新設の場合には、等価騒音レベルとして昼間(7〜22時)60dB以下、夜間(22〜翌7時)55dB以下とし、大規模改良線の場合には、騒音レベルの状況が改良前より改善されるよう工事を実施している。(注) (注)「在来線鉄道の新設又は大規模改良に際しての騒音対策指針」による。