(3)川と人との豊かな関係の構築  川は人々の交流の場でもあり、体験を通じた学びの場でもある。近年、川を舞台とした様々な自然体験活動が活発に行われるようになってきている。子供たちが親しめる水辺として川を活用するプロジェクトや情報発信を行っている。 ○水辺の楽校プロジェクト  小学校に近い水辺等を身近な遊び場、学習の場として整備。197ヶ所が登録済み。 ○「子どもの水辺」再発見プロジェクト  文部科学省、環境省と連携し、遊びや自然体験の場となる川を「子どもの水辺」として選定。24ヶ所が登録済み、約 200ヶ所が登録予定。 ○子供たちが行う川の生き物調べ  川の生き物を調べて川の水質を判定し、広い視点で環境全体を捉えることを狙いとして環境省と連携して実施。 ○「川で学ぼう」ホームページ  川を生かした環境学習の指導者向けに、学習事例の紹介等様々な情報を発信。  また、環境保全活動、学習活動、川を活かしたまちづくり活動等、様々な分野において多くの市民団体等が活動を行うようになってきており、このような市民団体の活動と河川行政との連携を推進していく。特に、川は危険が内在することから、市民団体により設立された「川の体験活動推進協議会(RAC)」等と連携し、子供たちが安全に楽しく遊ぶための川の指導者育成等を推進していく。