(3)住宅・建築分野における廃棄物対策

　建設廃棄物の約65％は土木系廃棄物、残り約35％が建築系廃棄物であるが、コンクリート塊等の土木系廃棄物のリサイクル率が約7割であるのに対して、建設発生木材等の建築系廃棄物のリサイクル率は約4割と、大きな開きがある。このため、住宅・建築物におけるリサイクル資材の活用推進、耐久性の高い住宅の建設等を推進している。

○適正な解体処理、リサイクル資材を活用した住宅に対する住宅金融公庫の割増融資

○リサイクル資材を活用した建築物に対する日本政策投資銀行の低利融資

○住宅金融公庫融資における一定の耐久性の要件化

○地方公共団体等の建築系廃棄物リサイクル推進事業に対して、住宅産業構造改革事業により補助

○公営住宅においてリサイクルのモデルプロジェクトを実施

○SI住宅に係る技術開発(長期耐用都市型集合住宅の建設・再生技術の開発)