(7)国土交通政策研究所  中央省庁の再編によって、13年1月6日に、これまでの建設省建設政策研究センター及び運輸省運輸研修所が母体となって、国土交通省の所掌事務にかかる政策に関する基礎的な調査及び研究を行う機関として国土交通政策研究所が発足した。  我が国における社会資本整備、交通政策等を取り巻く社会経済情勢がめまぐるしく変化している中、長期的展望に立った政策展開が求められている。このような観点から当研究所では、国土交通分野における政策形成に寄与することを目的として、行政ニーズに関する長期展望の提示、新しい行政手法の提案等、各種研究課題について、幅広く取り組むこととしている。 <国土交通政策研究所の研究の視点とテーマ例> (ア)社会経済情勢の変化を踏まえた新たな行政ニーズに関する長期展望   例)社会資本の維持管理・更新に関する研究、ICカード、携帯端末等ITを活用した交通システムの研究開発等 (イ)様々な分析手法を通じた国土交通分野における課題や論点の整理   例)空間経済学からみた国土交通政策に関する研究、環境負荷の少ない都市・国土構造に関する研究等 (ウ)今後の国土交通行政に資するための内外における新しい行政手法の調査・研究   例)国土交通行政における新たな行政マネジメントのあり方に関する研究、不確実性を考慮した交通行政の新たな運営方式に関する研究等