第I部 人口の減少、少子高齢化の進展など人口構造の変化に対応した国土交通行政の展開 

(我が国の合計特殊出生率は世界で最も低い水準)

 昭和49年(1974年)以降、それまで人口置換水準に近い値で推移してきていた我が国の合計特殊出生率は、徐々に低下し、平成13年(2001年)には、1.33にまで達して、主要先進諸国中最も低い水準となっている。
 他の主要先進諸国のうち、ドイツでは、長期にわたって1.3〜1.4程度の水準で推移しているが、一方、スウェーデンのように、一時的に2.0を上回った後1.5程度まで急速に低下したような例もある。また、フランスやアメリカでは、近年、上昇傾向にある。

 
図表I-1-2-7 主要国の合計特殊出生率の推移

1970年、1980年、1990年、2000年の順に、日本は2.13、1.75、1.54、1.36。同様にアメリカは2.46、1.84、2.08、2.13。フランスは2.47、1.99、1.78、1.89。イギリスは2.43、1.89、1.85、1.65。スウェーデンは1.94、1.68、2.13、1.54。ドイツは2.03、1.53、1.45、1.36。
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