第I部 人口の減少、少子高齢化の進展など人口構造の変化に対応した国土交通行政の展開 

(家族形成期世代の住宅需要)

 居住水準を世代別にみてみると、誘導居住水準(例 4人世帯の都市居住型誘導居住水準は91m2 (3LDKに相当))を満たしている世帯の割合は、30代から40代の家族形成期の世代で著しく低くなっており、これらの世代における新規の住宅取得や住み替えのニーズは相当高いものと考えられる。さらに、第2次ベビーブームの世代((昭和46年(1971年)から昭和49年(1974年)生まれ)が今後家族形成の時期に入ってくることを考えると、新規の住宅需要は堅調に続くことが予想される。

 
図表I-2-2-12 年代別誘導居住水準達成率

平成10年においては、30歳代前半は41.9%、30歳代後半から40歳代までは40%を下回り、60歳代以降は60%を上回る。
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