第I部 人口の減少、少子高齢化の進展など人口構造の変化に対応した国土交通行政の展開 

2.都市空間の再編と有効活用

(都市への人口集中と都市の拡大の沈静化)

 平成12年(2000年)の国勢調査によれば、人口集中地区(DID)の人口は、8,281万人で、平成7年(1995年)に比べて156万人、率にして1.9%増加したが、5年毎の増加率でみると、過去最低の増加率となっており、都市への人口集中は沈静化しつつあるものといえる。また、人口集中地区の面積についても、率にして1.6%の増加、同じく過去最低の増加率であり、都市の面積的な拡大も収束してきているものといえる。

 
図表I-3-3-6 人口集中地区の推移

人口集中地区では、昭和35年以降、人口と面積ともに増加を続け、平成12年は人口は約8,281万人、面積は約12,000k平方メートル強である。
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