第II部 国土交通行政の動向 

(3)事業連携の推進

 都市水害対策を効率的、重点的に進めるため、河川管理者、下水道管理者等が共同して計画を策定し、適切な役割分担のもとで貯留浸透施設等の施設整備を促進する仕組みを創設するなどにより、総合的な都市水害対策を実施する。
 また、鉄道駅等の交通結節点において、地方公共団体、鉄道事業者等の連携のもと、都市機能の集積、利用者の利便性・快適性の向上を図り、都市の再生を一層推進するため、地域における関係者からなる協議会を設置するなど必要な環境整備を行うとともに、駅前広場や自由通路等の施設整備を促進する。
 さらに、海岸の侵食対策及び堆砂対策を効率的に実施するため、関係機関と連携して、漁港・港湾の港内やその周辺部の堆積土砂を海岸侵食箇所に輸送するサンドバイパスを実施している。

 

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