第II部 国土交通行政の動向 

(5)公園のバリアフリー化

 都市公園において「みんなが安全かつ快適に利用できる公園づくり」を推進するため、園路の幅員と勾配の工夫、縁石の切り下げ、手すりの設置を行う等すべての人の利用に配慮した公園施設の整備をはじめ、すべての人にとって使いやすい都市公園を整備している。具体的には、福祉施設と一体となった公園や、すべての人が使いやすい「ゆったりトイレ」の整備等を推進している。
 また、平成14年3月には、「都市公園における遊具の安全確保に関する指針」を定め、各公園管理者に通知し、都市公園における遊び場の安全性の一層の向上に努めている。

 
図表II-4-6-4 すべての人に使いやすい都市公園

愛知健康の森公園では、通常の公園スペースに加え、民間活力を導入した生きがい関連施設を整備する生きがいゾーンや社会福祉関連施設等を整備する福祉ゾーンといったスペースの整備が予定されている。また、公園内のトイレにおいても、すべての人が使いやすいように、トイレ内が広く、段差もない等バリアフリー化が進んでいる。

 

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