(女性の就業状況)  我が国の産業における女性の比率をみると約4割で、昭和60年代以降ほぼ横ばいで推移しているが、建設業や運輸・通信業の比率は全産業の平均を大きく下回っている。  しかしながら、女性の比率の推移をみると、全産業の中で運輸・通信業の伸びが最も大きくなっている。近年、バス・タクシーの女性ドライバーの増加や女性による引っ越しサービスなどの取組みも目立ってきているが、これは、事業者等による労働環境の改善への取組みとあわせて、女性による安心できめ細かなサービスが利用者に評価されている結果であると考えられる。 図表I-3-2-22 女性の就業者の比率 図表I-3-2-23 バス事業における女性運転者数の推移 鉄道駅の女性職員 女性運転手が活躍するタウンバス