第6節 少子・高齢社会への対応 1.すべての人が円滑に移動できるような環境の整備  我が国では、他に例をみない急速な高齢化が進んでいることに加え、障害のある人も障害のない人もともに生活し、活動する社会を目指す「ノーマライゼーション」や誰もが使いやすい施設等のデザインを目指す「ユニバーサルデザイン」の考え方も広がっており、高齢者・障害者等を含むすべての人が安全・安心して生活し、社会参加が図られるよう、自宅から交通機関、まちなかまで、ハード・ソフト両面から連続したバリアフリー環境を整備することは、喫緊の課題となっている。