(3)在来線幹線鉄道の整備  広域的な地域間の連携の強化や地域の活性化に資する高速輸送体系を形成するため、線路の線形改良等、既存の鉄道施設を最大限に活用した、在来幹線鉄道の高速化を図っている。具体的には、日豊線について立体交差化等の踏切対策や駅周辺整備等沿線のまちづくり事業と連携した高速化事業を実施し、相乗的な沿線地域の活性化を図っている。また、2005年日本国際博覧会(愛知万博)の観客輸送にも資するため、愛知環状鉄道線の一部複線化等を行っている。さらに、平成15年度においては、宇野線・本四備讃線の高速化事業を進めることとしている。 図表II-5-2-9 幹線鉄道高速化事業一覧 図表II-5-2-10 愛知環状鉄道線 路線図