(外を知る人材の活用)

　Uターン・Iターン者や転勤者等が地域の外で得た経験や能力を活用することにより、地域づくりの取組みに新たな視点を導入することも有効である。
　また、住民等が地域の外の先進的な事例に触れることも有効であり、花のまちづくりのため、ヨーロッパの花づくり先進地への視察研修に派遣された住民が、帰国後、地域における花づくり運動の先導役となった事例も見られる。
　地域の特性を見出す上でも、地域外を知る人材を活用することは、地域づくりにとって有用であると考えられる。

　企業の技術・商品・サービス開発においては、これまで内部の人材による発想や発案によって行ってきたが、近年、外部の人材あるいは研修等により他産業や他企業の技術・商品・サービス等を学んだ人材を活用することで、自社の特性を生かす工夫を行っている。