第II部 国土交通行政の動向 

第3節 陸上交通機関・重要施設等に対するテロ防止対策

(1)陸上交通関係

 新幹線等において、駅構内の防犯カメラによる監視、駅構内の巡回警備の強化、車内巡回の強化、運転室扉の施錠の徹底を行うとともに、沿線の巡回警備の強化、車両基地の入出場の管理及び巡回警備の強化等を実施している。
 また、バス車内、車庫、大規模ターミナル等に爆発物等の不審物が仕掛けられる事態に対応するため、始業・終業時等における車内の点検、営業所・車庫内外の巡回、終業後のドアロックを徹底するとともに、主要バス乗降場に警戒要員を配置して不審者、不審物に対する警戒強化等を実施するよう、テロ防止対策の実施状況の随時点検について指示している。
 さらに、宅配便等(外国来貨物を含む)の貨物に爆発物等の不審物が混入される事態に対応するため、荷受人からの不審貨物の連絡時や営業所等で不審な荷物を発見した場合の対応について周知するとともに、テロ防止対策の実施状況の随時点検について指示している。

 

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