第II部 国土交通行政の動向 

2.快適でゆとりある通勤空間の実現

 大都市圏、特に首都圏の鉄道については、依然として通勤・通学のピーク時における混雑は厳しい状態にある。このため、都市鉄道の整備等による輸送力増強対策だけでなく、需要平準化のための時差通勤、フレックスタイム制の導入によるオフピーク通勤を積極的に推進する必要がある。
 このため、国土交通省は、厚生労働省と連携の上、経済界及び労働界の代表、有識者、鉄道事業者、地方公共団体、関係行政機関で構成する快適通勤推進協議会を毎年開催し、毎年11月をオフピークキャンペーン期間としてポスター及びインターネット等を用いた広報活動の実施や企業等への呼びかけを行うなど、官民一体となってオフピーク通勤の普及に努めている。

 
<オフピーク通勤ポスター>



 

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