(4)地方開発促進計画の展開

　平成11年に閣議決定された東北、北陸、中国、四国及び九州の各地方開発促進計画は、「21世紀の国土のグランドデザイン」の理念に即し、各地方において、1)自然と都市が共存し、ゆとりと利便性をあわせ享受できる、多彩な生活や就業が可能な地域、2)活力があり、世界に開かれた地域となることを目指している。このため、各計画においては、地域の個性と発展可能性を踏まえた基本方針・重点課題を設定した上で、多様な主体の参加と地域間の連携(「参加と連携」)により、新たな発展の実現に向け、戦略的な計画の推進を図っている。