(外部資源の積極的活用)  自らの資源の価値を高めるため、外部の資源との組合せを行っている事例もある。地域づくりにおいては、新札の図柄に選ばれた者の出身地同士が共同で広告を行った事例や、郡内6町村が連携して取り組むことによって受入能力を向上させた事例など、遠隔地で参考となる地域づくりに取り組んでいる地域間や隣接地域で相互に補完することによる相乗効果を期待する地域間の連携などが見られるほか、商店街への不足業種の導入など、地域資源を主体としつつも必要な外部資源の導入を積極的に行う場合もある。  企業は、すべてを自社の資源だけでまかなおうとすれば、時間や経費も掛かり、リスクも高くなる。そのため、産学連携や企業間連携による共同研究、共同開発などの取組みが行われている。