(2)国内観光  平成14年の国民一人当り平均国内宿泊観光旅行回数は1.41回と前年(1.42回)に比べほぼ横ばいとなっており、3年(1.73回)以降続いてきた国内宿泊観光旅行の減少傾向に下げ止まりの兆しがうかがえる。一方、国内旅行に対する潜在需要は、多様な余暇活動分野の中でも依然として高いことから、今後は、国民の旅行環境の整備、魅力ある観光交流空間づくりなどを推進し、潜在需要を実際の旅行につなげていくことが、国民の余暇活動を充実させる上での課題となっている。