第II部 国土交通行政の動向 

(2)官庁施設の環境負荷低減化の推進

 官庁施設における総合的な環境負荷低減対策を取りまとめた官庁施設における環境負荷低減プログラムを平成16年7月に策定し、環境配慮型官庁施設(グリーン庁舎)の整備及び環境に配慮した改修(グリーン改修)を推進している。
 平成16年度においては、新たに下館地方合同庁舎等4施設についてグリーン庁舎の整備に着手するとともに、既存官庁施設についても、グリーン診断(注)結果に基づき、計画的なグリーン改修を実施している。また、庁舎の適切な維持管理によるエネルギー使用量の削減を推進する手法の取りまとめを実施している。

 
図表II-7-1-8 グリーン庁舎イメージ図

グリーン庁舎の具体例として、自然の活用、自然エネルギーの利用、照明制御、高断熱化、水資源の有効活用、主要機器の高効率化、搬送動力の削減などが挙げられている。


(注)施設のエネルギー使用量等を調査・分析し、CO2削減に効果的な改修項目の選定やその概略効果の把握等、既存官庁施設の環境に対する配慮度合いを評価すること

 

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