(6)計画的な河川整備と河川環境管理

　河川整備基本方針及び河川整備計画において河川環境の整備と保全に関する事項を定めており、その際には地域住民から幅広く意見を聴取し地域との協力関係の形成に努めている。
　また、水系ごとに水環境管理計画・河川空間管理計画を策定し、防災空間、自然環境保全空間等の適切なゾーニング、整備・管理等を推進している。さらに、河川事業の計画段階における環境影響の分析方法について、複数の河川を対象に実際の河川整備計画の策定作業において実効性と有効性を検証するとともに、課題を取りまとめるなど河川整備計画策定に際し広く適用できる考え方の確立を図っている。