第II部 国土交通行政の動向 

4 道路の緑化・自然環境対策等の推進

 CO2の吸収により地球温暖化を防止するなど環境負荷を低減し、良好な景観を形成する道路緑化を進めるとともに、地域の街並みや歴史・文化等と調和したうるおいのある道路空間の創出を図っている。また、地域の個性を活かした親しみが持てる美しい街並みを形成し、都市の顔として誇れる空間を創造するため、街路樹を剪定しないことに理解が得られるモデル地区を募り、地域住民と道路管理者が協力しながら緑陰道路を管理する取組みを進めている。
 さらに、事業の計画・設計段階から貴重な自然環境のある場所はできるだけ回避し、回避できない場合は影響の最小化や代替措置を講じることを基本とし、環境の保全・回復を図っている。

 
<緑陰道路(仙台市)>



 

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