災害に強い国づくりをめざして 

平成16年に発生した自然災害への対応

1 豪雨・台風災害への対応

(1)災害の概況

 平成16年6月の台風第4号から始まった10個の台風の上陸などにより、死者・行方不明者数230名以上、浸水戸数約17万戸など、各地に大きな被害が発生した。
 平成16年7月12日から13日にかけて発生した新潟・福島豪雨では信濃川水系五十嵐川・刈谷田川等で、また、同月17日から18日の福井豪雨では九頭竜川水系足羽川等で堤防が決壊し、市街地が広範囲に浸水するなどの被害が発生した。
 平成16年8月30日に上陸した台風第16号では中国・四国地方を中心に高潮等により浸水被害が、9月29日に上陸した台風第21号では三重県、愛媛県等で大規模な土砂災害等が発生した。さらに、10月20日に上陸した台風第23号では円山川水系円山川等で堤防が決壊して兵庫県北部を中心に大規模な浸水被害が、高知県で高波による海岸災害が発生した。

 
<豪雨・台風災害被災関係>



 

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