(東アジア諸国・地域への日本人海外旅行者数の動向)  日本人海外旅行者(延べ人数)の旅行先を見ると、東アジア諸国・地域への旅行者数が増加し、2002年(平成14年)には約1,128万人(対1994年比1.41)となっており、特に中国への旅行者数の伸びが著しい(約293万人、対1994年比2.56)。その結果、日本人海外旅行者の旅行先に占める東アジア諸国・地域のシェアも拡大して50.2%となり、EU(17.4%)、アメリカ・カナダ(18.1%)が占めるシェアを大幅に上回っている。  また、東アジア諸国・地域を訪れる海外旅行者のうち、日本人海外旅行者が占める割合は約10%となっている。 図表I-2-1-1 日本人海外旅行者の旅行先