2 建築行政の推進 (1)建築確認の現状及び指導監督体制の整備  建築確認等の建築行政は、住宅・建築物の質を確保する上で重要な役割を果たしている。全国の建築確認件数は、近年においては年間約70万件程度で推移している(平成15年度745,763件)。  また、建築活動に対する指導監督の執行体制の充実強化に努めており、建築行政を執行する特定行政庁の数は、平成16年4月現在で411となっている。また、建築確認・検査を民間の機関(指定確認検査機関)でも行っており、現在105の民間機関が指定されている(16年11月現在)。こうした取組みにより、10年度から15年度までの5年間で、約4割から約7割に完了検査率が向上している。