第II部 国土交通行政の動向 

(3)住宅・建築分野における廃棄物対策

 建設廃棄物の67%は土木系廃棄物、残り33%が建築系廃棄物であるが、As塊等の土木系廃棄物のリサイクル率が98%以上であるのに対して、建築系廃棄物である建設発生木材等は縮減を含めても9割に届かず、リサイクル等の進捗に差がある。このため、1)住宅の適正な解体処理及びリサイクル資材を活用した住宅に対する住宅金融公庫の割増融資、2)住宅性能表示制度による劣化対策等に係る情報提供、3)地方公共団体等のリサイクルに関する取組みへの支援等により、住宅・建築物におけるリサイクル資材の活用や耐久性の高い住宅の建設等を推進している。

 

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