(4)アジア太平洋地域インフラ担当大臣のネットワークの確立に向けた取組み  アジア太平洋地域におけるインフラ(社会基盤)整備に関するノウハウ、技術の共有や相互連携を図るため、我が国の提唱により、1995年(平成7年)から20ヶ国・地域によるアジア太平洋地域インフラ担当大臣会合を開催している。2005年(平成17年)1月に、マレーシアで第5回会合を開催し、「インフラ整備と環境のバランス」をテーマに、水質汚濁、大気汚染等の問題について議論を行った。同会合において、我が国は2004年(平成16年)末のスマトラ島沖大規模地震及びインド洋津波被害に関連し、インド洋における津波早期警戒メカニズム構築の必要性を訴え、参加各国の取組みを促した。