2 公共事業における新技術の活用・普及の推進
(1)公共工事等における新技術活用システム
国土交通省では、実績の少ない新技術の公共工事への活用促進を図るため、NETIS(新技術情報提供システム)を用いた「公共事業における新技術活用促進システム」を平成17年度に2つの方式に再編・強化し、暫定運用を行った。また、暫定運用を通じて明らかになった課題や新技術活用の実情等を踏まえ、有用な新技術の活用促進と技術のスパイラルアップを目的として、システム全体を事後評価中心型に再整理し、18年8月より「公共工事等における新技術活用システム」として本格運用を開始した。これにより、民間における新技術開発の促進、優れた新技術の活用による公共工事の品質確保、コスト縮減等が期待される。