(3)国際競争力の強化に向けた航空物流機能の高度化  今後一層の拡大が見込まれる国内外の航空貨物需要に対応し、我が国の国際競争力を強化するため、我が国の航空物流の拠点である大都市圏拠点空港の整備や既存ストックの有効活用等による物流機能強化を重点的に推進している。  各大都市圏拠点空港における取組みとしては、成田国際空港では、平行滑走路の2,500m化、貨物機用ローディングエプロン(注)といった施設の整備等を推進している。また、東京国際空港(羽田)では、4本目の滑走路、国際貨物ターミナル等の整備を含む再拡張事業を推進している。さらに、関西国際空港では、平成19年8月2日の供用開始を予定している2本目の滑走路の整備、貨物上屋等の物流施設の拡充を推進している。  このほか、セキュリティレベルを確保しつつ物流の円滑化を図るための施策等、ハード・ソフト両面からの物流施策を推進している。 (注)旅客の乗降、貨物の積み卸し、燃料の補給等が可能な駐機場