第1節 ICTの利活用による国土交通分野のイノベーションの推進 

1 ユビキタス技術を活用した場所情報システムの展開

 我が国の先進的なユビキタスネットワーク技術(注)を活用し、「いつでも、どこでも、だれでも」移動等に関する情報を入手でき、すべての人が安心して快適に移動することができる環境を構築する「自律移動支援プロジェクト」を推進している。
 平成20年度は、民間企業等の参画の下、全国5箇所で実証実験を実施するとともに、これまでの成果や課題を取りまとめ、プロジェクト全体の評価を行った。
 21年度以降は、地方公共団体等が実施するモデル事業を支援し、その成果を全国に周知するなど、地域への普及展開を図ることとしている。
 
図表II-9-1-1 自律移動支援プロジェクト

図表II-9-1-1 自律移動支援プロジェクト


(注)あらゆる情報機器が広帯域ネットワークで結ばれることにより、「いつでも、どこでも、何でも、だれでもつながるネットワーク」(ユビキタスネットワーク)の利活用環境を形成する情報通信技術(ICT)

 

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