3 バリアフリー化の推進(←第1章第3節2(3)2)) 【バリアフリー化を総合的に推進する】  すべての人がまちの中を自由に移動できるように、鉄道駅や、病院、福祉施設などの建築物、これらを結ぶ経路、さらにバスやタクシーについて、一体的で総合的なバリアフリー化を進める。  公共交通については、1日の利用者数5千人以上の駅やそれ未満であっても地域における拠点性が高い駅について、エレベーターの設置などバリアフリー化を進める。また、ノンステップバス等の導入や、高齢者、障害者等が利用しやすいよう地域のニーズに応じたバス・タクシー車両の開発・普及を推進する。  建築物については、病院、福祉施設など不特定多数の者や高齢者、障害者等が利用する建築物のバリアフリー化を推進する。  また、これらの施設や官公庁施設等を相互に連絡する道路について、既存歩道の段差解消や勾配改善等の歩行空間のバリアフリー化を推進する。 【ユビキタス技術を活用する】  身体能力に応じた最適ルートの提示、施設やショッピング情報の提供、交通結節点における円滑な情報提供など、移動に関する必要な情報をあらゆる歩行者がいつでもどこでも手に入れられる環境を構築するため、ユビキタス情報基盤の整備を推進する。