6 倉庫業の動向と施策  物流の結節点として重要な役割を果たしている営業倉庫について、保管ニーズの高度化・多様化への適切な対応を図るため、平成14年4月に参入規制の許可制から登録制への変更等の規制緩和を行った。  これにより、適正な競争を促進し、多様なサービスの提供や事業の効率化を積極的に進める環境が整備され、規制緩和後は、新規参入事業者数が退出事業者数を上回っている。また、新規参入事業者の内訳を見ると、過半数が貨物自動車運送事業からの参入となっており、総合的な物流サービス業を志向する動きが加速している。