2 事業評価の厳格な実施
国土交通省では、個別の公共事業について、事業の効率性及びその実施過程の透明性の一層の向上を図るため、新規事業採択時評価、再評価及び完了後の事後評価による一貫した事業評価体系を構築している。評価結果については、新規採択時・再評価時・完了後の事後評価時の費用対効果分析のバックデータも含め、評価結果の経緯が分かるように整理した事業評価カルテを作成し、インターネット等で公表している(注)。
また、直轄事業等の新規事業採択時評価における地方の意見の反映、第三者による事前審査の充実を図るとともに、直轄事業等の評価の実施及び評価結果の公表時期を従来の年度末から1月末を目途に前倒しを行うなど、公共事業の進め方の透明性をより一層向上させるための取組みを進めている。