コラム 道路管理における市民参加  国土交通省では、平成12年から、直轄国道の管理に「ボランティア・サポート・プログラム」を導入し、地域の参画による道路管理を推進している。住民グループ等の実施団体、道路管理者、協力者(市町村)との間で協定を結び、これらの連携により、清掃や除草といった道路の日常管理行為を実施する。施設管理に市民の力を取り込むことが可能となるほか、活動を通じて地域の交流促進を図ることもできる。  ボランティア・サポート・プログラムの実施団体数は年々増加しており、12年の開始時に48団体であったものが、22年には2,258団体まで数が増えている。今後もこのような取組みが広がっていくことが期待される。 ボランティア・サポート・プログラム実施団体数の推移